img. from TIME街中は除雪がシッカリされていないと困る
バスの停留所周囲の雪は
車道と歩道、両側から寄せられた雪で山脈
... ゃ、高さ 1メートル程の壁が出来ていた
やっと人間一人が通れるだけの幅、雪が崩された隙間があった
『バスに乗降するのはそこから』
と云う事なのだろう
歩行補助機...というのだろうか
歩行困難な人が使用する handicap walker を携えた老女が一人
その部分に立っていた
普段よく見る光景で、別に驚きはしない
バス自体も 車椅子やこの手の利用者には
車内にそれなりのスペースが確保されている
が、この日は違った
バスの停車位置が歩道より随分と離れた位置になり
この老女にとって
容易に辿り着けない場所になってしまった
その後に続く(自分を含む) バス利用者達は
焦りながらも _ ハンディキャップのある人を先に _ と
老女とその歩行を助ける人の後に続いていた
けれど、段差のある車道、バスまで動けない所為で
2分 3分 経過、バスがドアを閉め動き出してしまった
『 そ・・そんなぁっ・・・!!! 』
次のバスが来るまで10分以上待たねばならぬ この場所に
留まる事は考えたくなかった
『 オィッ、走るぞっ!!! 』
自分等親子は 次のバス停留所まで走り出した
積雪の為に 歩道の歩ける場所も狭くなっている
走れ エ○s!
あの位の速さで走ったのは 実に何年ぶりだろう...
コビトは雪と氷で狭くなった歩道を
自分はキケンを承知で車道を、走った
甲斐合ってか
前停留所で自分等を置いてきぼりにした あのバスに、
追いついた
例の如く、車道と歩道の間には高い雪山
なんとか手を差し伸べてコビトを山越えさせ、無事に乗り込んだ
どうして 乗ろうとしてる客がいるのに
ドア閉めて発車したのだ?!
と、イチャモンの一つも運転手に言ってやりたかったが
バスの中は非常に混雑していてそれどころでは無かった
これじゃぁ、あの老女が乗る余地はなかったワケだ...
と納得
「追いついたところで乗れなかったらどうしよう」と
心配しながら全速力で走ったコビト [涙目だった] の手を握り
帰途に着いた
ハンディキャップのある人を先に優先させるのが常識だけれど
そういう良識が裏目に出た 残雪多き日の出来事だった

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