1.28.2011

走れエ○s snow mountain

            img. from TIME

街中は除雪がシッカリされていないと困る


バスの停留所周囲の雪は
車道と歩道、両側から寄せられた雪で山脈
... ゃ、高さ 1メートル程の壁が出来ていた

やっと人間一人が通れるだけの幅、雪が崩された隙間があった

 『バスに乗降するのはそこから』

と云う事なのだろう




歩行補助機...というのだろうか
歩行困難な人が使用する handicap walker を携えた老女が一人
その部分に立っていた

普段よく見る光景で、別に驚きはしない

バス自体も 車椅子やこの手の利用者には
車内にそれなりのスペースが確保されている


が、この日は違った

バスの停車位置が歩道より随分と離れた位置になり
この老女にとって
容易に辿り着けない場所になってしまった

その後に続く(自分を含む) バス利用者達は
焦りながらも _ ハンディキャップのある人を先に _ と
老女とその歩行を助ける人の後に続いていた

けれど、段差のある車道、バスまで動けない所為で
2分 3分 経過、バスがドアを閉め動き出してしまった


  『 そ・・そんなぁっ・・・!!! 』


次のバスが来るまで10分以上待たねばならぬ この場所に
留まる事は考えたくなかった

  『 オィッ、走るぞっ!!! 』

自分等親子は 次のバス停留所まで走り出した

積雪の為に 歩道の歩ける場所も狭くなっている


      走れ エ○s!




あの位の速さで走ったのは 実に何年ぶりだろう...

コビトは雪と氷で狭くなった歩道を
自分はキケンを承知で車道を、走った


甲斐合ってか
前停留所で自分等を置いてきぼりにした あのバスに、
追いついた

例の如く、車道と歩道の間には高い雪山

なんとか手を差し伸べてコビトを山越えさせ、無事に乗り込んだ


  どうして 乗ろうとしてる客がいるのに
  ドア閉めて発車したのだ?!


と、イチャモンの一つも運転手に言ってやりたかったが
バスの中は非常に混雑していてそれどころでは無かった


  これじゃぁ、あの老女が乗る余地はなかったワケだ...

と納得


「追いついたところで乗れなかったらどうしよう」と
心配しながら全速力で走ったコビト [涙目だった] の手を握り
帰途に着いた




ハンディキャップのある人を先に優先させるのが常識だけれど
そういう良識が裏目に出た 残雪多き日の出来事だった





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