青天。
天気は良いが
朝からゆっくり腰かけ茶を飲む時間も、PCを開く時間も持てず
仏頂面でバッグにアレコレ モノを詰める
口は一切開かない
開けば 吠えるだけでは済まず、
誰彼構わず襲いかかってしまうかも知れない---から
自分のモノだけでは無く、他約2名分も
旅なれた独り者ならば、
旅行用のモノを既に詰めたバッグなど簡単に用意できるのだろうが
数年に一回程度の旅行しかしない団体 (小家族だが...) となると
ワザワザ旅行用に、バッグに詰め置き(?)などしていられない
たった 3〜4日の小旅行にさえもアレコレ詰めねばならぬのだ
家人は鼻水を流し、引っ切りなしに鼻をかむ
その上 喉が痛いと言う
ンナロー こんな時にっ!
...が、熱も無いし、他の症状は無い と云う事で、
期限切れの薬を持ったくらいにして、難なく決行...^^;
・・・・・・
Holland Tunnel 潜り抜け、隣のニュージャージー州を南下
ハイウエイの工事が無ければ 2時間程で着くところ
倍近くかかってホテルに到着
コビトと家人はホテルのプールで一泳ぎ
独りの時間が欲しい自分は部屋に残った
近場 (と言っても車で10分程) の日本食レストランで
夕食を摂る事にした
この辺りで日本人経営のレストランがあるハズは無い。
案の定、韓国系米国人の寿司職人とウエイトレス [一人]
中に入ると、白人の老女が
「中国のお茶が欲しいんだけど」とウエイトレスに聞いていた
ウエイトレスは、
「ここは日本食しかやってない。
中国のお茶が欲しいんだったら向こうの中国料理屋へ」
と説明していたが、
白人老女は全く理解していない様子で
一人にこやかに
「チャイニーズ・ティーは美味しいのよね」等と宣っていた
普通、大概の米国人は 日本も韓国も中国も同じに見る
韓国人が日本食レストランをやっていようが、関係無い
...というか、アジア人は殆どが『中国人』と見られるのだ
まぁいい、ソンナコトは...
兎に角 腹が減っていては機嫌が悪くなるだけだ
Sashimi 18 pieces オーダーしたぜよ!
サラダ付き
ぉおう
ジュリアン・カットされた大根ベッドの上に 18 pieces Sashimi が!
結構厚切りで三切れずつ並んでいるw
んっ? マグロの横にある見慣れない白色の三切れは何だ?
韓国系米国人寿司職人に聞いてみた
「あのぉ〜 この白いのは 何の魚でぇ?」
「White Tuna 」との返事
ぉおおう White Tuna !
ウエイトレスが言う
「アナタ、日本人でございましょ? 知らんのン?」
「や〜 今の今まで サシミで出された経験 ないです!
それより、ご飯 お願いします。」
(刺身にご飯が付かないなんて、考えられんぜよ!
...が、出てきたご飯は Japanese Rice とは言い難い物だった)
実際、こっちの日本食レストランでサシミ頼んだ事は数々あれど
白マグロを出された事は初めてだったような気がする
いつもは鮭とか、少し端に赤みのあるヤツとか (名前知らんしw)....
家人が Blackberry でチャチャっと検索
「ビンチョー・マグロだってよ」
おうっ! それなら聞いた事あるぜ!
もしかしたら、気にかけずに口に運んでたのかも知れんのぅ
感触は別として、
あまりにも白く、茹で過ぎたイカにも見える
アレで固かったら消しゴムと言っても信じられる(笑)
・・・・・・
そういえば 昔々
白い板蒲を「白さしみ」と呼んでいた輩がいた
刺身用の魚は 実に高価だ
板蒲を適当な薄さに切り、山葵醤油に付けて食べると
刺身を食べている様な気分になり 満足する場合もある
そうだ、ここ暫く 忘れていた
次回刺身が無性に食いたくなった時には
旨い蒲鉾を手に入れて 刺身擬きでも食べるとしよう
Click ヨロシク
↓