帰りの飛行機は 行きと同じ American Eagle
こんな田舎の空港で、中に長蛇の列があるワケもないのに
一度試して上手くイッちゃったもんだから(変に信用して)
外のカウンター紛いで荷物のチェックインを早々に済ませる
空港には早過ぎもせず、遅過ぎもせず、丁度の待ち時間で到着
・・・・したツモリだった
ゲートに着くと掲示板にはソレと言った変更事項の記載もなく
時間通り 3:05 PM には飛ぶ予定だったのだが、
2:40 PM を回っても、自分達が乗る American Eagle の機体は
何処にも見あたらなかった
窓の外には滑走路
take-off してゆく大小の飛行機を何機も見送る
出発時刻 10 分程度前に
それまで何の変更も示していなかった掲示板は真っ黒になり
搭乗業務に携わる AA の社員と共にパイロットらしき人物や、
フライトアテンダント等がゲートに現れる
待つ客の中には、日本人と判る男性も二人程見えた
その内の一人が 搭乗手続きの為か
業務員から " Mr. Ohno (仮名), please come to .... " と呼び出された
黒 (濃紺?) のスーツ、眼鏡をかけ、細身。 30代と思われる
3:15 PM
ゲートの外に American Eagle の機体が見え、客が降りてきた。
“簡単な掃除をした後 すぐこの機に搭乗させる予定である”と。
10 分と経たぬ内に全ての客が席に着いた
この時、自分達の横に座っていた黒人女性は、しきりに後方席を
気にしていた。 というのも一緒に搭乗した彼女の家族の殆どが
後方席にいたのだ...
丁度 その後方席近隣に座っていた Mr. Ohno (前出) は、
親切にも彼女に席替えをオファーした。
これで Mr. Ohno は自分達の真横に座る事になったのだが
2A 2B 2C
3A 3B 3C
4A 4B 4C
予約時に3B、4B、4C の席しか取れなかった自分達は
Mr. Ohno に
『たった今 貴方が席替えしてあげたばかりの 4A を
家人の座る予定であった 3B と替えてはくれまいか...』
と頼んでみた
Mr. Ohno は No Problem. と快く交替してくれた
ありがとう、Mr. Ohno!
3:30 PM
客と乗務員、計 40 人程弱を乗せ、飛行機は動き出した
... 5 分経過
... 10 分経過
滑走路に向うでもなく、ジッと止まる
目的地 (ラガーディア空港) 混雑の為、take-off 時間が遅れると
パイロットからのアナウンスがあった
LGA でまた何か (危険物持ち込みの様な) 事件が起きたか...とか、
今日中に我が巣(!?) 摩天楼に戻るのは不可能に違いない... とか、
飛行機事故の多い昨今だから... と悪い事を考え始める
結局、一時間以上も狭い飛行機の中 乗客全員忍耐強く待ち、
午後 5 時数分前、某田舎空港を無事離陸。
NY上空は雲が多く、
その狭間を旋回中に かなりの数のシャッターをキル
離陸してから一時間と少し
飛行機は既にNY上空を飛んでいたのだが、
またしても、ラガーディア空港混雑の為
上空で旋回しながら待つ事になった
『 このまま旋回し続けるには燃料が足りないので
一旦 他港に着陸せざるを得ないかも知れない 』等と
フライトアテンダントが自分等の所で立ち話をしたその直後、
『 これから10分後、ラガーディア空港に着陸する 』と
パイロットからのアナウンスがあった。
7:00 PM NY ラガーディア空港 無事着陸
乗客達はベルトを外し、それぞれの荷物を手に立ち始める
席を替わり、自分の斜め前に座っていた Mr. Ohno は
『長かったですね』と日本語で言った
疲れてはいたけれども、無事 NY に戻れた事もあって
「そうですねぇ」と 笑顔で答える余裕もあった自分
・・・・・・
チェックインしておいたラゲージも無事到着
空港を出たのは 7 時半頃だったと思う
タクシーに乗り、我が家へと向う
トンネルを行くか?とドライバーが聞く
Manhattan... 一刻でも早く摩天楼を見たい
や、橋を通ってくれ。と頼みクィーンズ区から南下
ブルックリン区を走り ダウンタウン方向へと向う
Williamsburg Bridge 渡りながら Manhattan を撮る
風が強かったけれど
どんより曇っていたけれど
帰ってきたぜ
Back in New Yor City !!!
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