3.18.2010

苺... mercy me

 
褐色の肌をした彼は

紙に『苺』と書いて HAHA = はは と読んでいた


確かに 部分的には - 母 - を使うが

自分はソレを
彼に 「違う」 と指摘できずにいた


ある日 彼は忽然と姿を消した

彼が店頭に書き残した 『 苺 』 の文字に
道行く人々は 暫し足を止め見入っていた



草冠に母と書いて イチゴ

彼は まだ見ぬ母を探しに
旅に出たのだろうか・・・


   ・・・・・・


同じ場所に
今度は 占い師がテナントとして入った


紫やら金色やらスケスケ・キラキラの生地
黒のビロードの布を店内一杯に垂れ飾る

 イカニモ『ワタシは占い師』だ

店内だけの装飾だけでは足らない、と

入り口のドア一面に滝のように水を流す

一体 客は どうやって中へ入るのだ、ぉぃ?


流れる水の隙間から 彼は現れ

大きな葛籠 (つづら) を歩道いっぱいに拡げた

  I got this from my grandma!
  [ コレ、婆ちゃんから貰ったんだ ]


中には裁縫道具がギッシリ詰まっていた


ほぅ、
この水も滴るイイ男...
ゃ、美少年占い師、裁縫もイケルのか!

指先も軟じゃk...、器用そうに白く細くしなやか・・・


  『 天は二物を与えず 』

ってぇのは まるきり嘘だな

ま、奴さんの占いが当たる当たらんは別として。。。


アルモノは天からブツを複数与えられ、
アルモノはブツを一つも与えられず
下手すればマイナスw

  とかくこの世は不公平にできている... って話


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